「何記事かアフィリエイトブログを書いてみたけど、1記事を書くのに時間がかかりすぎる、、」
「完成した記事も読みづらいし、自分でも書いてある内容が分からない、、自分はアフィリエイトに向いてないのかな?」
そんな悩みに、120名にブログアフィリエイトの個別指導をする現役コンサルが答えます。
最初に1つ質問をさせてください。
「読まれる記事とはどんな記事だと思いますか?」
※答えは、1章をご覧ください。
この答えが分かる人は、その調子で頑張れば収益が発生するでしょう。
もし自信が無い場合は、今回の記事を読んで実践することで、読まれる記事を書くことが出来ます。
読まれる記事には、特徴があります。
その特徴を理解することで、誰でも読まれる記事を書けるようになりますよ。
ぜひ参考にしてください。
読まれるアフィリエイトブログ記事の書き方
この章では、読まれる記事はどんな記事なのか解説します。
良い記事を書くために改善は書かせません。
しかし、良い記事の基準が分からなければ、間違った改善をしてしまう可能性もあります。
具体的な記事の書き方は、次章で紹介しますが「読まれる記事のイメージがピンとこない」という人は、ぜひ参考にしてください。
読まれる記事の特徴
読まれる記事とは、読者の検索意図を満たしている記事です。
例えば、次のような記事があった場合、どちらを読みたいですか?
- きれいな文章だけど、欲しい情報が見つからない
- 文章は汚いけど、欲しい情報が全て書いてある
多くの人は後者の方が読みたいはずです。
なぜならネットで検索する人は、記事を読みたいのではなくて、情報を知りたいだけだからです。
極端な話、読者の検索意図を満たしている記事であれば、文章が汚くても読まれます。
読まれる記事かどうかは、記事を書く前に決まります。
なので、検索意図を満たす記事を書くには、書く前に時間をかけることが大切。
初心者の人に多いのが、次のようなパターンです。
- いきなり記事を書きはじめる
- 書きながら内容を決める
これでは、1記事書くのに時間がかかり過ぎます。
プロのライターでも、この書き方では読者に刺さる記事は書けないでしょう。
読まれる記事を書くには『型』が必要です。
今回は型を3ステップにまとめたので、それに沿って記事を書けば、誰でも読みやすい記事を作ることができます。
誰でも読まれる記事を書ける3ステップ
次の手順です。
- ステップ①:キーワードを探す
- ステップ②:読者のニーズを調べる
- ステップ③:記事を書く
この構造は、家を建てることをイメージすれば分かりやすいと思います。
- ステップ①:土地を探す
- ステップ②:居住者の要望を聞く
- ステップ③:家を建てる
ここで1つ質問です。
あなたが思う”良い家”とは、どんな家ですか?
多くの人は「広く感じる家」「風通しの良い間取り」と答えます。
勿論良い家に正解はありませんが、家を建てる立場なら、視点を変える必要があります。
こじんまりした雰囲気が好きな人には、派手な家は嫌でしょう。
閉鎖的な空間が好きな人もいますよね。
つまり、居住者の要望に沿った家ほど、良い家と言えます。
更に、要望通りの家でも、駅から2時間かかる場所に建ててはダメですよね。
建てる場所はさらに重要です。
要は、家を建てる前に、いい家かどうか決まってしまうということです。
読まれる文章も同じで、
記事を書く < ニーズを調べる < キーワードを選ぶ
の順番で重要度は高くなります。
3ステップの具体的な内容は次章で紹介します。
最初は量よりも質を大事にするべき理由
「アフィリエイトは100記事書いてからがスタート」
「毎日記事を更新しないと収益化は難しい」
そんな話をよく聞きますが、初心者の人には記事を大量に書くことをオススメしません。
仮にやるとしたら、記事の書き方が分かってから試す方が良いでしょう。
- とりあえず書いた100記事
- 時間をかけて丁寧に書いた10記事
であれば、10記事の方が経験値が身につきます。
それに、書き方が分からない段階で、たくさんの記事を書くのは、かなり苦痛ですよね。
まずは、時間をかけて3ステップに沿った記事を書いてみてください。
10記事ほど書けば、良い記事の感覚が分かってくるので、それから記事数を意識すると良いでしょう。
そもそも稼ぐためには記事数は必要ない
SEOと記事数はほとんど関係ありません。
自分が読む立場なら、読んだサイトの記事数を見たりなんかしませんよね。
※SEOの復習は下記の記事をどうぞ↓
むしろ、質の低いコンテンツを量産することはマイナス評価に繋がるので、削除した方が良いくらいです。
少ない記事数やアクセス数でも収益を出すことは可能です。
具体的なノウハウは下記で紹介しています。
アフィリエイトブログ読まれる記事の書き方【3ステップ】
次の3つです。
- ステップ①:キーワードを調べる
- ステップ②:読者のニーズを調べる
- ステップ③:記事を書く
ステップ①:キーワードを調べる
キーワード選定は記事の土台になる部分です。
キーワードの選び方を間違えると、どれだけ良い記事を書いても読まれるこは無いので、しっかり内容を理解しましょう。
そもそも、キーワードを決めずに記事を書く人が多いのですが、それは勿体ないです。
キーワードを設定せずに記事を書くのは、ゴールの無いマラソンと同じです。
ゴールが無ければ、近づいているのかも分かりませんよね。
何に向かって記事を書けば良いのか分からないので、必ずキーワードを決めて記事を書くようにしましょう。
キーワードの選び方は次の2つです。
- 読者の頭の中からキーワードを考える
- 月間の検索ボリュームが1,000以下のものを選ぶ
キーワード選定のコツ①:読者の頭の中から考える
自分が書きたい記事を書くのではなく、読者が読みたい記事を書くことが大切です。
例えば次のようなイメージです。
- 【自分目線】この内容について書こう→キーワードはこれにしよう→書く
- 【読者目線】読者は何が知りたい?→このキーワードにしよう→書く
読者の悩みは、ヤフー知恵袋や、サジェストキーワードから見つけることができます。
書きやすい記事を書いていると、結果的に誰にも刺さらない記事を量産することになるので、必ず読者を起点にした記事設計を心がけましょう。
キーワード選定のコツ②:月間の検索ボリュームが1000以下を選ぶ
Googleキーワードプランナーという無料ツールを使えば、毎月何人の人が検索しているキーワードか確認することができます。
初心者のうちは、10人〜100人に検索されているキーワードを選ぶと良いでしょう。
よく読まれるキーワードは、需要が高くて、競合のレベルも高いので、自分の記事が上位表示されるのは難しいです。
反対に、毎月10人も検索しないようなキーワードは、上位表示できても読まれることがありません。
読まれる記事が増えると、サイトのドメインパワーが強くなるので、上位表示されやすくなります。
力を付けつつ、少しずつレベルの高いキーワードを攻めていくと良いですね。
また、どんなキーワードでも、上位記事のレベルを把握しましょう。
検索が少ないキーワードでも、競合のレベルが高い可能性もあります。
- 知恵袋やサジェストキーワードからキーワードを決める
- キーワードプランナーでキーワードのボリュームを調べる
- 上位記事を見て競合のレベルを確認する
上記の手順でキーワードを選び、検索上位に企業サイトが並ぶようでしたら、また1からキーワードを見つけましょう。
ステップ②:読者のニーズを調べる
記事を作る中で最も難しいのが、読者ニーズを調べることです。
読まれる記事かどうかは、ニーズを調べる力量で決まると言えるでしょう。
ニーズを調べるのが難しい理由は、答えが無く、自分の頭で考えるしかないからです。
キーワードから読者ニーズを調べるのは大変なので、読者のニーズを満たす2つのポイントを紹介します。
- ポイント①:潜在ニーズを考える
- ポイント②:ペルソナを設定する
ポイント①:潜在ニーズを考える
読者がネットで調べるのは、満たしたいニーズがあるからです。
ニーズには次の2種類があります。
- 顕在ニーズ:読者が気づいているニーズ
- 潜在ニーズ:読者も気づいていないニーズ
顕在ニーズは、検索キーワードを繋げれば分かります。
例えば[薄毛 原因]で検索する読者は「薄毛の原因を知りたい」と考えていますよね。
これが顕在ニーズです。
しかし、[薄毛 原因]で検索する人は、薄毛の原因を知りたいことは勿論ですが、それがゴールではないはずです。
薄毛の原因を知ることで、「予防をしたり、根本から治したい」というのが本当の目的でしょう。
このように、顕在ニーズから推測できる、読者の真のニーズが潜在ニーズです。
潜在ニーズが分かることで、記事に入れるべき情報が見えてきます。
薄毛の原因→それを予防するための方法→根本から解決する方法
このように潜在ニーズを満たす情報を記事に入れることで、読者満足度が上がり、記事も上位表示されやすくなります。
潜在ニーズは、顕在ニーズの目的を考えることで見えてきますが、ペルソナを明確にすることで、より見つけやすくなります。
ポイント②:ペルソナを設定する
読者を明確にするためのイメージ像をペルソナと呼びます。
ペルソナを作るには、次の9つの項目で考えることがおすすめです。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 住まい
- 趣味
- 性格
- 家族構成
- 最近の悩み
- 時間の使い方
なるべく読者をリアルにイメージすることが大事なので、自分の友人や家族、過去の自分をペルソナに設定して記事を書くのも良いでしょう。
ペルソナの重要性を理解してもらうために、先程の[薄毛 原因]を例に出します。
『30代の男性』に向けて記事を書くとしたら、このような疑問が出てくるはずです。
- そもそも、どのくらい薄毛に悩んでいるのか?
- どのような生活をしているのか?
そんなことが分からなければ、読書に必要な情報が書けません。
しかし、友人で薄毛に悩んでいる人をペルソナに設定した場合、次のようなことが分かります。
- 帽子をよく被っているな
- 親も薄いから遺伝のせいか不安がっていた
こういったヒントから、次のような記事を書くことができます。
薄毛の原因は◯◯です→薄毛に影響しない帽子の選び方◯選→薄毛は遺伝なのか?
上記のような構成で記事を書けば、同じ悩みを抱えた人は最後まで読みたくなりますよね。
また、その友人がスポーツが好きなら、料理の例え話よりも、野球の例え話の方が分かりやすいでしょう。
ペルソナを明確にすることは、潜在ニーズを把握するだけでなく、分かりやすい記事を書くためにも役立ちます。
読者ニーズの調べ方に関して一旦内容をまとめます。
- 潜在ニーズとペルソナを明確にして記事を書くと読者の満足度が上がる
- 潜在ニーズを明確にするには、ペルソナを明確にすると考えやすい
- ペルソナは8つの項目に分けて設定しよう
- 自分の身近な人で想定すると書きやすい
ニーズを考えるのが難しいと感じる場合は、3語以上のキーワードで記事を書くと良いでしょう。
[薄毛 原因]だけだと、女性なのか男性なのか?高齢なのか若者なのか?ペルソナを絞ることも難しいです。
キーワードが3語になり[薄毛 原因 30代男性]と分かれば、ペルソナを設定しやすくなりますよね。
キーワードを増やすごとに競合が減るので、上位表示もしやすくなります。
慣れない内は、3語以上のキーワードで記事を書きましょう。
ステップ③:記事を書く
ステップ①②が出来ていれば、必要な情報が理解できているので、記事を書くのは難しくありません。
記事を書くまでに時間がかかりましたが、しっかりニーズとキーワードを調べることで、スラスラと記事を書くことができます。
もし、内容が思いつかないという場合は、ペルソナやニーズを理解出来ていない可能性があるので、もう一度ステップ①からやり直しましょう。
記事を書く際に気をつけるのは、頭から書き始めないことです。
例えば次のような状況があったとします。
- 粘土の塊から飛行機を作る
- プラモデルから飛行機を作る
組み立てるだけなので、プラモデルから作ったほうが簡単に完成しますよね。
記事を書くときもプラモデルを意識して書くのがおすすめです。
具体的には3つの手順で作ります。
- パーツを分ける
- 組み立てる
- 仕上げる
書き方①:パーツを分ける
最初にやるのは「読者の知りたい情報を書き出す」ことです。
箇条書きで良いので、ペルソナは何が知りたいか次のように書き出します。
- 薄毛の原因を知りたい
- 帽子は被らない方がいいのか?
- 薄毛は遺伝なのか?
書き方②:組み立てる
先程考えたペルソナの疑問に答えていきます。
- 薄毛の原因を知りたい→薄毛の原因は◯◯
- 帽子は被らない方がいいのか?→帽子は◯を選ぶと良い
- 薄毛は遺伝なのか?→薄毛と遺伝は関係ありません
「薄毛の原因は◯◯」「帽子は◯を選ぶと良い」「薄毛と遺伝は関係ない」はH2見出しにして、あとは詳細を書いていけば、読まれる記事が出来上がります。
良い答えが見つからない場合は、上位記事や、ヤフー知恵袋のベストアンサーを参考にしましょう。
書き方③:仕上げる
記事を読みやすくするには、たくさんのテクニックがあります。
ですが、テクニックを意識しすぎると、記事を書きづらくなるため、はじめのうちは次の5つを意識すれば大丈夫です。
- 同じ語尾を3連続で使わない
- こそあど言葉を控える
- 1文を短くする
- H2見出しの後に画像を挿入
- タイトルとH2にキーワードを入れる
①同じ語尾を3連続で使わない
「〜です。〜です。〜です。」
と、同じ語尾が3回以上続くと幼稚なイメージが出てきます。
体言止めを使ったり、「しょう」「ですよね」「ません」などの語尾を使い分けるようにしましょう。
②こそあど言葉を控える
「これ」「それ」「あれ」「どれ」のように、主語が不明確な表現をこそあど言葉と言います。
スマートな文章にするために、時々使いたくなりますが、読者が読みづらくなるため、極力控えましょう。
③1文を短くする
俳句のように、1分が長いと流暢なイメージが湧きますが、実用的な文章を書く場合は、極力1文を短くしましょう。
1文が長すぎると、読み手に負荷がかかります。
1つの文で伝える内容は1つまでにしましょう。
④H2見出しの後に画像を挿入
文字だけの文章も、読者に負荷を与えます。
活字だけの本よりも、写真やイラストが入った雑誌の方が読みやすいですよね。
最後まで集中して読んでもらうために、H2見出しの後に画像を1つ挿入するのがオススメです。
⑤タイトルとH2にキーワードを入れる
これは、代表的なSEO対策ですが、キーワードを入れることで、読者の目を惹くこともできます。
ただし、キーワードを詰め込みすぎた結果、読みづらい記事になるのは避けたいので、適度に調整しましょう。
読みやすい文章を書くために、記事が完成したら声に出して読むことがオススメです。
語尾が連続していたり、1文が長すぎると、読んでいて違和感を感じるので気づくことが出来ます。
記事の価値を上げるメンテナンス・リライト方法
記事を投稿したら終わりではありません。
最初は一発で上位表示される記事をかけないので、時間を置いて記事を修正しましょう。
具体的には、
- 見出しやタイトルにキーワードを入れる
- 上位記事にあって、自分にない情報を付け足す
- 情報を最新のモノにかえる
などが有効です。
記事がインデックスされてから、1ヶ月間ほどは、順位が不安定です。
順位が落ち着くまで1ヶ月〜3ヶ月おいて、記事のメンテナンスをしましょう。
ただし、全ての記事をメンテナンスする必要はありません。
上位50位以内に入っていない記事は、修正しても上位表示されない可能性が高いので、イチから作り直すか削除するのが良いでしょう。
また、自分が狙っているキーワード以外で、上位表示していることもあります。
その場合は、既に上位表示しているキーワードを基準で、記事を修正すると良いでしょう。
Googleサーチコンソールに、ブログのURLを入力することで、流入キーワードを確認することができます。
アフィリエイトブログ記事の構成・書き方が勉強になるおすすめ本5選
これからアフィリエイトを始めるなら、書籍で勉強するのもいいでしょう。
初心者にオススメのアフィリエイト本は次の5冊です。
- ブログで5億円稼いだ方法
- 沈黙のWebライティング
- 新しい文章術の教科書
- 20歳の自分に受けさせたい文章講義
- 人を操る禁断の文章術
ブログで5億円稼いだ方法
実際にアフィリエイトで5億円を稼いだ著者が書いた本です。
youtubeやSNSを利用してアフィリエイトをすることも出来ますが、なぜブログをオススメするのか書かれています。
実際に稼げるイメージが湧いてきます。
また、比較的新しい本なので、最新のSEO対策について書かれているのも魅力です。
SEOや記事の書き方など、基礎的な情報が分かりやすく書かれているので、これからアフィリエイトを始める人にオススメです。
沈黙のWebライティング
この1冊を読めば、SEOの全体像を理解することができます。
SEOに正解はありませんが、どうしてSEOを気にして記事を書く必要があるのか?具体的に何をすればいいのか?そんな疑問を解決できる本です。
かなり分厚い本ですが、漫画テイストで書かれていて、ストーリーも面白いので読みやすいです。
新しい文章術の教科書
読みやすい文章を書くためのテクニックが記載されています。
本書の中で「いい文章は完読される文章」と紹介されており、おいしく完食されるラーメンのような文章を書くことが大切だと書かれています。
美味しいラーメンは、味が濃すぎず薄すぎず、麺の長さもちょうどいいですよね。
そんな記事を書くためのノウハウが詰め込まれています。
自分の書いた文章に違和感を感じる人は、一度読んで見ると良いですよ。
20歳の自分に受けさせたい文章講義
文章の書き方についての本ですが、細かいテクニックというより、どういう視点で文章を書けばいいのか書かれています。
細かいテクニックを覚えすぎると、文章が書けなくなります。
本書は、書き方の本質について紹介されているので、読んだ後も記事が書きやすいでしょう。
文章を書くまでに時間がかかる人にオススメの一冊です。
人を操る禁断の文章術
メンタリストDAIGOさんの本です。
内容はセールスライティングについて書かれているので、ブログアフィリエイトで使えるテクニックが多いです。
はじめの内は、商品を売ることよりも、読まれる記事を書くことに専念したほうが良いですが、実際に商品を売るイメージが出来る一冊です。
今回は読まれる記事の書き方を紹介しました。
最初は時間をかけてでも、型を意識して記事を書いてみてください。
何記事か書く内に、型を意識せずに書くことができます。
何度試してみても、中々記事が読まれないという人は、一度プロのコンサルを受けることもオススメします。