この記事は「電子書籍化されてない本もkindleで読みたい」「本を自炊するやり方を知りたい」という方に向けて書かれています。
紙の書籍はかさばるから、できるだけ電子書籍を活用したいという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、電子書籍にない本もkindleで読めるようにする方法を3ステップでご紹介します。
また、おすすめの電子書籍化代行業者4社とkindleで電子書籍化する際のQ&Aも紹介しています。
記事を読むことで、電子書籍にはなくて読むのをあきらめた本や、ずっと電子書籍になることを期待して待っている本などがkindleで手軽に読めるようになるので、ぜひ参考にして試してみてください。
そもそもkindleとは
kindleは、電子書籍リーダーのことで、読書に特化した電子機器を指します。
さまざまな電子書籍を読むことができ、紙の本とは違っていくら本棚に本を購入してもかさばることがありません。
いつでもどこでも好きな本を好きなだけ読めるのが、kindleの利点です。
電子書籍化されていない本をkindleで読むためには?3ステップで紹介
「せっかく便利な電子書籍のkindleでも、電子書籍になっていなかったらそもそも読むことができないのでは?」と思う方もいるでしょう。
しかし、電子書籍化されていない本は、自分で電子書籍化することで読めるようになります。
ここではkindleにない本をkindleで読めるようにする流れを、以下の3つのステップで紹介していきます。
- 紙の本を自炊してデータ化しよう
- 代行業者の利用方法を知ろう
- kindleで読めるようにしよう
1つずつ順番に解説していきますので、電子書籍化、ぜひ参考にしてみてください。
ステップ1:紙の本を自炊してデータ化しよう
kindleは電子書籍なので、紙の本をデータ化しなくてはそもそも意味がありません。
そのため、まずは紙の本を「自炊(PDFなどのデータ化された本)」する必要があります。
しかし、紙の本をデータ化するには、1ページずつスキャナーで読み取る必要があります。
また、非常に面倒な上にスキャナーを買わなくてはならないので、コストもかかります。
そのため、紙の本を自炊するには自炊代行業者を利用するのがおすすめです。
ステップ2:代行業者の利用方法を知ろう
代行業者に頼むには、まずは発注をかけましょう。
コストはかかっても自分でスキャナーを購入するよりは、安く済みます。
最低発注金額は業者によって違いますが、1冊ずつからでも頼めるところもあります。
発注をかけたら紙の本を郵送するか集荷サービスを利用するか、もしくは直接持ち込むかして代行業者に届けましょう。
後は代行業者が、うまくデータ化してくれます。
ステップ3:kindleで読めるようにしよう
データ化したらkindleで読めるようにするために、kindleのアプリを利用してPDFを送付しましょう。
ちなみに、データは、メールに添付して簡単に送ることが可能です。
電子書籍化してくれるおすすめの代行業者4社をご紹介
「電子書籍化するには自炊するのは分かったけど、どこの代行業者がおすすめなのか知りたい」という方もいるでしょう。
そこでここでは、電子書籍化してくれるおすすめの代行業者として以下の4つをご紹介します。
- BOOKSCAN
- 電子書籍化サービス24HR
- スキャンピー
- 電シカ君
それぞれの代行業者の特徴や費用をまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。
1:BOOKSCAN
BOOKSCANでは、1冊110円で電子書籍化可能です。
キャンペーンなどのイベントをときどき開催しているのが、大きな魅力。
ただし、通常メンバーとプレミアムメンバーがあり、通常メンバーだと納品までに4か月かかってしまいます。
個人でも大量の本をまとめて電子書籍にしたい、という方はぜひ検討してみてください。
2:電子書籍化サービス24HR
電子書籍化サービス24HRは、主要なオプションは全て込みで、1冊当たり580円がかかります。
1冊の値段が少し高いですが、24時間で納品してくれるのが、大きな魅力と言えるでしょう。
無料でお試しスキャンが利用できる時もあるので、よく調べてから利用するのがおすすめです。
3:スキャンピー
スキャンピーは、1冊当たり込みの料金では290円程度でできるので、費用をかなり抑えられます。
また、納期も7日ほどで納品されるので、コスパが良い業者だと言えます。
さらに、登録が不要なので、気軽に電子書籍化することが可能です。
4:電シカ君
電シカ君では、全て合わせても500円程度で、5日ほどで電子書籍化することが可能です。
多様な支払方法があり、自分に合った支払いができるのもうれしい点です。
また、電シカ君では、本の端が揃っていなかったり、紙が脆くなってしまっていたりしても電子書籍化できるので、古い本を電子書籍化したいと考えている方におすすめの業者だと言えます。
電子書籍化されていない本をkindleで読む際のQ&A
最後に、電子書籍化されていない本をkindleで読む際のQ&Aを紹介していきます。
電子書籍化する際の参考にしてください。
Q.著作権は問題ない?
本の中には著作権があって、データ化してはいけない本までデータ化するのは良くありません。
著作権を調べることのできるアプリもあるので、代行業者にデータを送る前に著作権に反していないか確認しておきましょう。
Q.Amazonにkindle化をリクエストできる?
実はアマゾンには、kindle化をリクエストするためのボタンがあります。
kindle化してほしいのであれば、ボタンをクリックしておきましょう。
とはいえ、あくまでリクエストであっていつ電子書籍化するかは定かではありません。
待てない人は自炊して自分で電子書籍化をしましょう。
Q.メールに添付できないサイズは送れない?
kindleのアプリを使用してデータをメールに添付して送ることになりますが、中にはサイズの関係で送れないものがあります。
そのため、事前にきちんとサイズの確認をしておくことが重要です。
もしも、サイズの大きなデータを送りたいときには、ファイル保管クラウドサービスの「Dropbox」を利用してみるのも一つの手段です。
まとめ:紙の本も電子書籍化させてkindleで本を読もう!
今回は、電子書籍にない本もkindleで読めるようにする方法やおすすめの電子書籍化代行業者4社・kindleで電子書籍化する際のQ&Aを紹介しました。
紙の本も電子書籍化することで、本棚をすっきりさせられます。
また、いつでもどこでも持ち歩けてかさばることもなく、劣化もしないため、大切な本が傷つくことがありません。
どんどんデータ化して、kindleで好きなだけ本をコレクションしましょう。