「1記事書くのに時間がかかりすぎる、、」
「読者が夢中で読むような記事を書きたい!」
そんな人にオススメなのが、文章を書くためにテンプレートを活用することです。
読みやすい文章には共通した型があります。
型を意識して文章を書くだけで、誰でも執筆スピードが上がり、読みやすい文章を書くことができるでしょう。
有名なPREP法を含め、3つのテンプレートを、120名にブログアフィリエイトの個別指導をする現役コンサルが解説します。
ブログ記事のテンプレート3選
次の3つです。
- PREP法
- AIDMAの法則
- QUESTの法則
順番に解説していきます。
①PREP法
PREP法はブログアフィリエイトに適している書き方です。
構成は以下の通り。
- Point:主張
- Reason:理由
- Example:具体例
- Point:主張
結論を早く紹介している記事ほど上位表示されやすく、読者に読まれます。
なぜなら、Googleで検索する読者は記事を読みたいんじゃなくて、情報を知りたいだけだからです。
薄毛の治療法を知りたくて記事を探しているのに、ずっと薄毛の原因ばかり紹介したり、体験談ばかり紹介されたら嫌ですよね。
情報の提示が遅い記事を読者は嫌います。
「先に結論を伝えたら読者は満足して最後まで読まれないんじゃないか?」そんな疑問もあるでしょう。
ですが安心してください。
大抵の人は結論を知っても続きを読みたくなるものです。
今あなたが読んでいる記事も、PREP法を用いて書いています。
記事を早く書きたいと悩む読者に対して、テンプレートを用いた方が良いと結論を伝えましたよね。
ですが、それだけで読み終えなかった理由は、テンプレートを使う理由や、具体的な使い方を読もうとしてくれたからでしょう。
理由が主張を補い、具体例で理由を補います。
PREP法で書かれた記事を読んだ読者は、早く情報を入手することができて、なおかつ納得してくれますよ。
PREP法は読者に対してだけではなく、書き手にとっても2つのメリットがあります。
- 熱量をコントロールできる
- 脱線しづらくなる
記事を書いていると、ついつい熱量がこもってしまい、長文になったり、体験談を入れすぎてしまいます。
情報を知りたい読者からしたら、読みづらいですよね。
ですが、情報を伝えるだけの記事を、もう一度読みたいとは思いません。
PREP法では、次のように構成ごとに熱量をコントロールできるので、読みやすく、刺さる文章が書けます。
【主張&理由】
早く記事を書くには、テンプレートを用いることがおすすめです。
なぜなら、読みやすい文章にはある程度の型が存在します。
【具体例】
ブログを始めたての頃は、8時間かけて文章を書いました。
なのに完成した記事は、自分でも何が言いたいのか分からなくて、、、
でも、テンプレートを使ってからは、、、
主張と理由は、淡々と情報を伝えて、具体例になったら自分の体験談を熱く語ります。
PREP法は最後に、もう一度結論を伝えます。
読者も要点を再確認できますが、話が脱線しやすい人にとっても、ゴールが明確になるので、脱線しづらい記事を書けますよね。
②AIDMAの法則
AIDMAの法則は、以下の5つから構成されています。
- Attention:注意
- Interest:関心
- Desire:欲求
- Memory:記憶
- Action:行動
注意→関心→欲求→記憶→行動は消費者が商品を購入するまでの心理状況であり、AIDMAの法則は、その流れに沿って文章を書きます。
商品やサービスを宣伝する、キラーページに適したテンプレートですね。
まず、記事の冒頭で読者の注意を惹きつけます。
コピーライティングや画像を活用して、読者の目を止めましょう。
その文章に目を留めても、読者が求めている情報でなければ、続きは読まれませんよね。
注意を惹きつけた後は、他の商品との違いや、商品の必要性を伝えることで、関心を持ってもらいます。
便利な商品=欲しい商品というわけではありません。
その商品を購入することで、どんな未来が手に入るかを伝えて、読者の欲求を刺激しましょう。
ここまでで商品を購入したいと思う人もいるでしょうが、全員がスグに商品を購入するとは限りませんよね。
他の商品も見た後で選びたいという人も少なくないでしょう。
後で商品を思い出せるように、商品の内容を整理してあげると記憶に定着しやすくなります。
そして最後に行動を呼びかけるのが、AIDMAの法則です。
単価の低い商品を宣伝するための記事に向いていますね。
③QUESTの法則
QUESTの法則は、以下の5つから構成されています。
- Qualify:絞り込み
- Understand:理解
- Educate:教育
- Stimulate:興奮させる
- TransItion:変換
AIDMAの法則と同様で、購買行動を促進するのに適したテンプレートです。
QUESTの法則の特徴は、自分の抱えている問題を自覚している読者に効果的なことです。
簡単には購入されないような、単価の高い商品を宣伝する記事に適しています。
まず最初に、見込み客を絞り込みます。
「〜という悩みを抱えている人は読んでください」のようなフレーズを用いて絞ると良いでしょう。
見込み客を絞ることで、読者は減りますが、結果的に購入率は上がります。
- 「ニキビで悩んでいる人は読んでください」
- 「色んな洗顔を試したが全くニキビが治らないと悩む20代男性は、ぜひ読んでください」
少し極端な例ですが、絞り込んだ後者に当てはまる読者は、自分のための記事だと自覚して読み進めてくれるでしょう。
アクセス数を増やすための記事であれば、過度な絞り込みはオススメしませんが、購入者を増やしたいキラーページは、積極的に絞りましょう。
読者を絞り込んだら、次のように読者の悩みを理解します。
「好きな人と会うと、ニキビを見られている気がして、前髪を上げることが出来ませんでした、、」
同じ悩みをかかえる読者であれば「分かる!この人は自分と同じことで悩んでいたんだ!」と親近感を抱いてくれます。
セールスマンに商品を宣伝されるよりも、自分のことを理解してくれている友人から紹介された商品の方が、欲しくなりますよね。
また、全く知識が無い状態の人に、製品の魅力は理解できません。
そもそも、なぜニキビは出来るのか?どんな治療が適しているのか?読者を教育することで、その後の商品説明で購入率が高まります。
読者が商品を購入したいと思うように、ベネフィットを紹介して興奮させましょう。
ベネフィットとは、その商品を使ったことで待っている未来のことです。
例えば「好きな女性に肌がキレイだと言われるようになった」など、実際に自分が商品を買ってよかったと思う内容を伝えることが効果的です。
最後は、見込み客から顧客に変換します。
購入の仕方や、購入するきっかけを伝えて最後のひと押しをしましょう。
まとめ
今回はブログ記事のテンプレートを3つ紹介しました。
テンプレートに沿って記事を書くことは、手間に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば、短時間で質の高い記事を書けるようになります。
しかし残念ながら、良い記事を書くだけでは、アクセス数は増えません。
読まれる記事を理解した状態で、記事を更新していくことが、アクセスアップに欠かせないからです。
ゴールが無いマラソンをしても、永遠に目的地には近づきませんよね。
記事を書くことに慣れてきたら、どんな記事が読まれるのか研究しましょう。