「有名なアフィリエイターの意見を見てると、100記事以上は当たり前だと書かれている、、」
「1週間に数記事が限界なんだけど、そんなに記事数って大切なの?」
アフィリエイト初心者の方の多くが、最初に設定する目標が100記事書くということ。
有名アフィリエイターで、100記事書くことを推奨する方もいますが、私はオススメしません。
100記事を書くことで、Googleからマイナス評価をされることもあるからです。
せっかく頑張ったのに、逆効果なんて悲しいですよね。
今回は、120名にブログアフィリエイトの個別指導をする現役コンサルが、ブログアフィリエイトに必要な記事数を解説します。
ブログアフィリエイトに必要な記事数とは?
結論からお伝えすると、必要な記事数はジャンルによって異なります。
そもそも、読者が記事を読む理由は、悩みを解決することですよね。
抱える悩みによって、解決するために必要な記事数も変わってきます。
例えば、次の2つ。
- 英会話を話せるようになりたい
- 英会話の発音をマスターしたい
想像していただければ分かると思いますが、発音をマスターしたい人の方が、少ない記事数で解決できますよね。
「英会話を話せるようになりたい」というニーズには、発音、リスニング、文法など、いろんな要素が含まれているからです。
最低100記事は昔の話の理由
「それでも記事数が多いほうが上位表示されやすいでしょ?」
と思う方もいるでしょう。
記事数が多ければ、その分検索される回数が増えるので、ドメインパワーが上がり上位表示されやすくなることはあります。
ですが、100記事を越せば上位表示されるというのは昔の話です。
たしかに、100記事以上書けば、Googleからの評価が上がり上位表示されやすい時代もありました。
しかし、Googleのアルゴリズムは定期的にアップデートされていて、上位に表示される基準も進化しています。
そもそも、気になったサイトを見て記事数が少ないから見るのをやめようとはならないですよね。
上位表示されるためには、
- 月間検索数が10〜1000回のキーワードで記事を書く
- 検索意図を満たす情報を用意する
- EATを高める
このような対策をした方が、よっぽど効果的です。
SEO対策を詳しく学びたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
100記事では経験値が上がらない
ライティングスキルを磨くために100記事を目標にする方もいるでしょう。
たしかに100記事も書けば経験値は上がりますが、大量に書くことで逆効果な人もいます。
大量に記事を書いて上達する人は、1記事毎に試行錯誤する人。
反対に、100記事書くことを目標にして、記事の反省をしない人は、いくら記事を書いても上達しません。
野球の素振りをイメージしてください。
独学で癖のあるフォームで、素振りを繰り返せば、癖の強いフォームが身につきますよね。
そうなると、癖を治すのに倍の時間がかかります。
自分の記事が上達しているかどうかの判断は簡単です。
過去に書いた記事を見返しましょう。
昔の記事を読んで「読みづらい」と感じるのであれば、そこから成長できています。
ですが、とくに違和感を感じないのであれば、その時から成長していない可能性もあります。
既に大量の記事を書いていて、改善点が分からない場合は、一度プロに相談してみると一発で問題解決したりしますよ。
気になる方はぜひご連絡ください。
少なすぎる記事数では上位表示が難しい
「じゃあ10記事でも収益を上げることはできるのか?」と聞かれると難しいでしょう。
ある程度経験があり、対策をしている人であれば、不可能ではありません。
しかし、初心者のうちは30記事は必要でしょう。
テーマによって必要な記事数は違うので、この数字はあくまで参考にしてください。
記事数が多ければ上位表示されるわけではありませんが、極端に記事数が少ない場合は、上位を獲得するのが難しいのです。
記事数を増やすことで逆効果になる理由は3つ
上位表示するために記事数は必要ですが、記事数を目標にするのは辞めましょう。
理由は次の3つです。
- 理由①:1記事の質が下がる
- 理由②:記事が重複する
- 理由③:カテゴリが偏る
理由①:1記事の質が下がる
大量に記事を書こうとすれば、1記事にかける労力も少なくなります。
「野球の素振りを1万回しろ!」と言われたら、1回ずつ丁寧に振る余裕なんてありませんよね。
記事数を目標にすると、記事の質が低下して、マイナス評価になることもあります。
過去の記事は質が低いので、削除する人もいるほどです。
最初は、たくさん記事を書くことよりも、時間をかけて質の高い記事を書けるようにしましょう。
オススメなのは、記事を書く際に前回投稿した記事を確認することです。
- 1文が長すぎるから短くしよう
- キーワードをもっと入れて書こう
- 自分の体験談を入れてみよう
このように、前回の反省点を明確にしてから記事を書けば、必ず記事の質は上がっていきますよ。
自分の成長が分かれば、記事を書くのも楽しくなります。
考えずに10000回素振りするよりも、丁寧に100回素振りしたほうが野球もうまくなりますよね。
理由②:記事が重複する
100記事を書こうとする人は、後半に似たような記事が増えてきます。
- [薄毛 原因]
- [薄毛 理由]
のように、狙っているキーワードは違っても、内容は同じですよね。
読者は記事を読んで気に入れば、他の記事も読むでしょう。
ですが、他の記事に書いてある内容も同じモノばかりだったら、それ以上読む気にはならないはずです。
仮に100記事も書けば、過去にどんな記事を書いたのか忘れてしまいます。
そうなれば重複する記事も出てしまいますよね。
それを防ぐため、あらかじめ書く記事の全体像を書き出すと良いでしょう。
まとめ記事の構成を考えておけば、内部リンクで繋ぐための必要な記事が分かります。
全ての記事を内部リンクで繋げば、インデックスされやすくなるのでオススメです。
まとめ記事については、以下の記事をご覧ください。
理由③:カテゴリが偏る
大量に記事を書こうとすれば、書きやすい記事を優先して書いてしまいます。
得意なジャンルばかり書いていれば、カテゴリーは偏りますよね。
英会話を習得するためのサイトを作るなら、次のようなカテゴリーが必要でしょう。
- 発音について
- リスニングについて
- 文法について
発音は100記事あるけど、リスニングや文法についての記事が2,3記事しか無ければバランスが悪いですよね。
例えば回転寿司を想像してください。
寿司が食べたくて寿司屋に入ったのに、9割が”かっぱ巻”だったら、リピートしたいとは思わないはずです。
お店に来た人は、かっぱ巻きが食べたくて来たんじゃなくて、寿司が食べたくて来店したからです。
それなら、はじめから”かっぱ寿司専門店”として売り出したほうが、来たお客さんも満足してくれるでしょう。
もしサイトのカテゴリーが偏りそうなら、得意な記事に特化したサイトを作ることがオススメです。
今回はアフィリエイトブログに必要な記事数について紹介しました。
必要な記事数は、テーマによって異なります。
記事数を目標にするよりも、読者の悩みを解決できる記事を書けるように意識しましょう。
しかし、最低限の記事数は必要なので、全く記事数が増えないという人は、こちらを参考にしてくださいね。