この記事は「電子書籍の作り方が知りたい」「電子書籍を作ってみたい」という方に向けて書かれています。
電子書籍の作り方が分かったら、一度でいいから自分の本を出版したいという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、電子書籍の作るための4ステップと作るためのおすすめアプリ3つをご紹介します。
また、初心者でも簡単に作れる理由2つも解説します。
記事を読むことで、電子書籍の作り方を身に付くので、これから電子書籍で稼ぎたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
電子書籍の作り方は?4つのステップで解説
電子書籍は自分で作れます。
出版業者じゃないのにできるわけないと思うかもしれませんが、実はやり方さえ知っていれば作れるのです。
そこでここでは、電子書籍の作り方を以下の4つのステップでご紹介します。
- 本の構成を考えて執筆
- 表紙の作成
- 入稿
- 宣伝
そこまで難しいやり方ではないため、電子書籍を初めて作るという方は、ぜひ挑戦してみてください。
ステップ1:本の構成を考えて執筆
まずは、紙の本を作る時と同じで、本の構成を考えて執筆をしましょう。
きちんと最後まで書き上げなければ、本にはできません。
ちなみに、電子書籍は2万文字程度から本にできるので、紙の本よりもハードルは低いでしょう。
ステップ2:表紙の作成
執筆が完了したら、表紙を作成します。
表紙を作成する場合は、画像作成ツールを使用するか、人に頼んで作ってもらうかを選びましょう。
クラウドソーシングやアウトソーシング専門の仲介業者などもあるので、自分の思うような表紙を作ってくれる人を探してみてください。
ステップ3:入稿
表紙の作成が完了したら、次に電子書籍の形式に変更して入稿していきます。
電子書籍の形式は「word」や「txtファイル」でも出版は出来るのですが表示が崩れることが多いので、
電子書籍のために生まれた「EPUB(イーパブ)」という形式に変換します。
ちなみに、Amazonで出版する際にも、EPUBへの変換が必要なので、事前に変換方法を調べておくようにしましょう。
ステップ4:宣伝
無事、電子書籍を作れたら、最後に宣伝をしましょう。
せっかく作った本は、宣伝して売らなくては「趣味の自費出版」で終わってしまいます。
たくさんの人に購入してもらうためにも、ブログやSNSなどを利用してどんどん宣伝していきましょう。
電子書籍を作るためのアプリ2つ
ここまで、電子書籍を作り方を4つのステップで紹介してきましたが、実はアプリを利用して電子書籍が作れます。
そこでここでは、電子書籍を作るためのアプリとして以下の2つをご紹介します。
- sigil
- Canva
電子書籍を作る専用のアプリにはどのようなものがあるのか、それぞれの特徴やかかる費用を解説します。
1:Googleの電子書籍制作ソフト「sigil」
「sigil」は、電子書籍を作るためのアプリで、無料でダウンロードができます。
執筆をしていって、保存する時にはEPUB形式で自動保存されます。
つまり、保存状態に持っていけば、すでに電子書籍の形で保存されるということです。
そのため、余分な作業はほとんど必要なく、電子書籍を容易に作れます。
2:プロクオリティの電子書籍が作れる「Canva」
「Canva」はオンラインで使える無料のグラフィックデザインツールで、モバイルアプリにも対応しているため、外出先でも作業できる優れものです。
Canvaを使うことで、見る人の興味を誘うような表紙やタイトルの電子書籍を作れます。
豊富な種類のテンプレートや使いやすいドラッグ&ドロップのツールが用意されているので、デザインに自信がない方でも簡単にデザインを作成可能です。
ちなみに、基本的に無料で利用できますが、有料版にすることでより多くの写真や機能を使えるようになるので、「凝ったデザインにしたい!」と考えている方は検討してみてはいかがでしょうか。
電子書籍は初心者でも簡単に作れる理由2つ
最後に「本当に初心者でも簡単に電子書籍を作れるのか不安…」という方に向けて、初心者でも簡単に電子書籍を作れる理由を紹介します。
初心者でも簡単に電子書籍を作れる理由として以下の3つが挙げられます。
- 「Word」で作っても電子書籍にできるから
- 紙に比べてコストが安いから
電子書籍を作るだけで販売などは特に興味がないということであれば、作成コストがほぼかからないので、気になるならぜひチャレンジしてみてください。
1:「Word」で作っても電子書籍にできるから
実は「Word」で文章を作っても必要な手順を踏めば電子書籍に変換して、売ることも可能です。
具体的な方法としては、「ロマンサー」という電子書籍作成サービスを利用して作成します。
また、ロマンサーは、無料で利用できるので初心者の方でも気軽に使えるでしょう。
2:紙に比べてコストが安いから
紙の書籍を作るには、一般的には数十万円から数百万円もの金額がかかることもあります。
一方で、電子書籍は無料のアプリやツールなどを使って作成できるので、予算がない初心者の方でも簡単に電子書籍を作れるのです。
まとめ:電子書籍の作り方を学んで自分の本を出版しよう!
今回は、電子書籍の作り方や作るためのおすすめアプリ・初心者でも簡単に作れる理由を紹介しました。
最後にもう一度、電子書籍を作る時のステップ4つをおさらいしておきましょう。
- 本の構成を考えて執筆
- 表紙の作成
- 入稿
- 宣伝
電子書籍は紙の本を出版するよりもコストがかからないため、これまでに本を出版したことがない初心者の方でも気軽に本を出版できるでしょう。
また、電子書籍を作る際には、今回紹介したアプリを使って出版してみてはいかがでしょうか。