この記事は「電子書籍化の費用が知りたい」「代行業者はどんなところがあるか知りたい」という方に向けて書かれています。
電子書籍で読みたいけれど、業者に頼むとどのくらい費用がかかるのか分からないから不安という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、電子書籍化した時の費用やおすすめの電子書籍化サービス6社・メリット2つを紹介します。
記事を読むことで、電子書籍化する方法が身に付くので、紙媒体を電子書籍化したいと考えている方はぜひ参考にしてください。
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おすすめの電子書籍化サービス6社の費用
早速、おすすめの電子書籍化サービスを紹介していきます。
おすすめの電子書籍化サービスは6つあり、以下のとおりです。
- スキャンピー
- 電子書籍化サービス24HR
- BOOK SCAN
- そのままSCAN
- 未来BOOK
- 電シカ君
おすすめの業者の特徴や費用を含めて1つずつ順番に解説していきますので、ぜひ参考にして、電子書籍化を検討してみてください。
1:スキャンピー
スキャンピーには、首都圏であれば無料で集荷してくれるサービスがあるので、首都圏に住んでいる方におすすめだと言えます。
最低発注金額は80円~なので、少量の本の持ち込みも対応してもらえるのが魅力です。
また、納期も最短2日と短く、待ち時間が短いのも魅力です。
2:電子書籍化サービス24HR
電子書籍化サービス24HRは、その名前の通り最短で24時間の納品に対応するスピーディーさが売りの業者です。
最低発注金額は150円~対応してくれるので、「1冊だけ急ぎでほしい」時などにおすすめです。
3:BOOKSCAN
BOOKSCANは、350ページ以内であれば1冊110円~で対応してもらえます。
大量に注文したいときには、2万冊までであれば一度に発注できるので法人利用にもおすすめです。
4:そのままSCAN
そのままSCANでは、最低発注金額が決まっていて30,000円~です。
そのため、法人利用が多いですが、個人でもたくさん電子書籍にしたいという人はおすすめです。
スキャン方法は裁断しないタイプなので、原本がそのまま返ってくるのも魅力的です。
納期は最短8営業日からで、スキャンの品質も選ぶことができます。
5:未来BOOK
未来BOOKは、他とは違って本の冊数で料金が決まるシステムです。
ページ数による追加料金はなく、安心して頼むことができます。
納期は2日~で、料金は150円~です。
集荷も安価でできるサービスがあるので、大量に電子書籍にしたい人にもおすすめです。
6:電シカ君
電シカ君は、いくつかのプランがありますが基本は350ページまでの本なら1冊100円~で対応可能です。
裁断をするので原本は返ってきませんが、その分、費用が安くできるのが大きなメリットと言えるでしょう。
納期は2日~で、多様な支払方法に対応しているのも特徴です。
電子書籍化サービスの選び方4つ
上記で、おすすめの電子書籍化サービスを紹介しましたが、どのように選べば良いのか気になりますよね。
そこでここでは、電子書籍化サービスの選び方として以下の4つをご紹介します。
- 費用で選ぶ
- 納期で選ぶ
- スキャン方法で選ぶ
- OCRの有無で選ぶ
1つずつ順番に解説していきますので、電子書籍化サービスの選び方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
1:費用で選ぶ
電子書籍化の費用は、業者によって違ってきます。
たくさんの本を電子書籍化したい場合には、電子書籍化の費用が予算に合うかを事前に確認しておきましょう。
2:納期で選ぶ
業者によっては、スピーディーに納品してくれる所と時間がかかる所があります。
早い所では1日か2日で納品してくれますが、遅い所だと1か月以上かかることもあります。
急いでいるのであれば、早く納品できる業者を選ぶようにしましょう。
3:スキャン方法で選ぶ
業者によっては、スキャン方法が違ってくるのはご存じでしょうか。
実は、スキャンの時に紙を裁断するか・しないかという差があります。
裁断しない場合は、原本の書籍がそのまま帰ってくることが多く、裁断する場合は費用がお手頃なことが多いです。
4:OCRの有無で選ぶ
業者によっては、スキャンファイルに文字情報が付いたOCR(光学的文字認識)がついている場合があります。
OCRとは、手書きや印刷された文字をデジタルカメラなどで読みとり、コンピュータが利用できるデジタルの文字データに変換する手法です。
OCRを利用すると、入力ミスを軽減できたり、文字データに変換しておくことでファイルの管理や検索をスムーズに行えるようになったりします。
さらに、OCRでも機械が自動で読み取るか、人が手動でやるかなどの差もあるので、必要であればOCRで検討するのも良いでしょう。
電子書籍化するメリット2つ
年々出版数も増えている電子書籍には、紙の本にはないメリットがあります。
そこでここでは、電子書籍化するメリットとして以下の2つをご紹介します。
- かさばらない
- 持ち運びしやすい
どのような利点があるのか、1つずつ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
1:かさばらない
一つ目は、かさばらないという点です。
紙の本は数が増えると重く、場所も取ります。
また、気に入った本を買ってきても、「置いておきたいけど、置く場所がないから売るしかない…」という場合もあるでしょう。
その点、電子書籍はスマートフォンかタブレットがあれば、置く場所がなくてもどんどんストックしておけるので、好きなだけコレクションできます。
2:持ち運びしやすい
二つ目は、持ち運びがしやすいという点です。
持ち運ぶにはそれなりの大きさのカバンが必要で、その分荷物を入れる場所が少なくなります。
その点、電子書籍なら、いつも持ち歩いているタブレットやスマートフォンがあれば読めるので、荷物も増えず持ち運びも簡単です。
電子書籍化する前に疑問を解消しておこう
電子書籍化する時に、著作権や品質など疑問に思うことはないでしょうか。
誰もが疑問に感じることを事前に知っておくことで、安心して電子書籍化できます。
電子書籍化を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
Q.電子書籍化サービスは違法になる?
実は、違法になる場合とならない場合があります。
基本的には、著作権のあるものを複製することは違法です。
そのため、電子書籍化するものは、自分で書いたものや著作権使用の許諾を得ているものが望ましいでしょう。
Q.電子書籍化サービスは返却される?
書籍が返却されるかどうかは、代行業者によって違います。
裁断する場合には返却せずに、業者で処分する場合があるので、事前に返却があるかどうかを確認しておくことをおすすめします。
Q.電子書籍化サービスの品質は?
品質はdpi(dots per inch)という単位であらわされることが多く、数字が大きいほうが良い品質になるので参考にしておくと良いでしょう。
雑誌の対応は、ほとんどの業者で行ってくれますが、気になる場合には事前に問い合わせておくと確実です。
まとめ:電子書籍化して費用を安く抑えてどんどんデータ化しよう!
今回は、電子書籍化した時の費用やおすすめの電子書籍化サービス・メリットを紹介しました。
電子書籍化の費用を安く抑えて、お気に入りの本はどんどんデータ化していきましょう。
紙の本はいくら気に入っていても破れたり劣化したりします。
一方で、電子書籍にはそのようなことがないので、安心です。
電子書籍化して、たくさんの本を持ち歩いて、好きな時に好きなだけ楽しみましょう。