この記事は「電子書籍出版代行の使い方を知りたい」「どれだけ種類があるのかを知りたい」という方に向けて書かれています。
本を電子書籍で出版したいけど、どのように利用すれば良いのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、電子書籍出版代行を利用するメリット6つやおすすめ出版代行サービス4社・注意点をご紹介します。
記事を読むことで、電子書籍出版代行をする方法が身に付くので、せっかく書いた本を書籍にしたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
そもそも電子書籍出版代行とは
電子書籍出版代行とは、自分の代わりに、紙の本や雑誌を電子書籍化してくれる業者のことです。
自炊(自分で電子書籍化すること)する場合、細かい手続きなどの面倒な作業があるため、なかなか執筆一本に集中ができません。
しかし、電子書籍出版代行に任せれば、面倒な部分はすべてプロがやってくれるので執筆に集中できます。
そのため、「執筆のことだけ考えていたい」「面倒な作業はしたくない」と考えている方は、電子書籍出版代行を利用してみると良いでしょう。
電子書籍出版代行を利用するメリット6つ
ここでは、電子書籍出版代行を利用するメリットとして以下の6つをご紹介します。
- 表紙をプロに描いてもらえる
- 写真やイラスト・マンガなども対応可能
- 文章の校正をしてもらえる
- プロの編集が内容についてアドバイスをくれる
- 業者によっては宣伝もしてくれる
- 業者によってはその他オプションサービスが充実
1つずつ順番に解説していきますので、電子書籍出版代行を利用するメリットが知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
メリット1:表紙をプロに描いてもらえる
一つ目のメリットは、表紙をプロに描いてもらえるという点です。
業者にもよりますが、自分で用意しなくてもいいのは大きなメリットと言えるでしょう。
表紙を誰が描いているのか、どうやって選ぶのかは業者によります。
ただし、業者によっては対応できない所や有料オプションになる所があるので注意が必要です。
メリット2:写真やイラスト・マンガなども対応可能
二つ目のメリットは、自伝や小説だけでなく写真やイラスト集・マンガなど自分の好きなジャンルの本を出版できます。
メリット3:文章の校正をしてもらえる
三つ目のメリットは、文章の校正をプロにしてもらえることです。
特に、誤字脱字が多いと読みづらくなるので、校正をしてくれることは非常に助かります。
ただし、別途有料になる所もあるので、依頼する際には気を付けましょう。
メリット4:プロの編集者が内容についてアドバイスをくれる
四つ目のメリットは、プロの編集者が内容についてアドバイスをくれることです。
出版したくて書き上げても、「内容について本当にこれでいいのか」という不安を抱えている方もいるでしょう。
電子書籍出版代行であれば、編集のプロからアドバイスをもらえる場合もあるので安心できます。
ちなみに、電子書籍出版代行によっては、有料オプションをつけることでアドバイスを貰える所もあるので、アドバイスが欲しい方は事前に確認しておきましょう。
メリット5:業者によっては宣伝もしてくれる
五つ目のメリットは、業者によっては電子書籍の宣伝をしてくれることです。
自分で電子書籍を作った場合、自分1人で電子書籍を宣伝する必要があるので、とても大変です。
インフルエンサーや芸能人であれば、自分1人で宣伝できますが、一般人にはまず無理でしょう。
そこで、電子書籍出版代行を利用することで、自分が宣伝するよりも多くの人に宣伝できるようになるのです。
ちなみに、宣伝のしかたはそれぞれで有料の場合もあるので、まずは一度問い合わせてみてください。
メリット6:業者によってはその他オプションサービスが充実
六つ目のメリットは、オプションサービスが充実している点です。
業者によってオプションの内容には違いがありますが、例えばkindleと楽天koboの同時発売や紙の本の出版対応などが挙げられます。
ただし、ほとんどの業者は、オプションが有料になるので注意が必要です。
おすすめの電子書籍出版代行サービス4社
ここまで電子書籍出版代行のメリットを紹介してきました。
しかし、具体的にどの電子書籍出版代行サービスを利用すれば良いか分からないですよね。
そこでここでは、おすすめの電子書籍代行出版サービスとして以下の4社をご紹介します。
- パブフル
- デンジョバ
- 電子書籍出版代行サービス
- kindle出版代行サービス
それぞれの特徴や基本料金などを1つずつ順番に解説していきますので、これから電子書籍出版代行サービスを利用しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
1:パブフル
400冊以上の出版実績があるパブフルは、kindleと楽天koboの両方に対応しています。
さらに、紙の本にも対応しているので、「さまざまな場所で数を売り出したい!」という方におすすめです。
一番安い「シンプル出版プラン」であれば19,800円から受け付けています。
表紙の選定や文章校正などは有料オプションを付けることで、全て任せられるのも大きな魅力です。
予算に余裕があるなら、検討してみてください。
2:デンショバ
デンショバでは、出版実績が300冊以上あり、プロがデザインした表紙を使うことができます。
レイアウトや目次の作成などの基本的な雑務をやってくれるだけでなく、販促イベントなども開催しています。
有料オプションでは、校正作業や専用WEBサイトの構築なども手掛けているので、本格的に売り出したい人にはおすすめです。
基本のプランは29,800円です。
3:電子書籍出版代行サービス
表紙は10種類ある中から好きなものを選べて、アマゾン著者ページの代行もしてくれます。
有料オプションだと出版広告用のWebページを作ってもらえたり、楽天oboまで販路を伸ばしてもらえたりできます。
最安値は19,800円~となっているので、お試し感覚で出版できるでしょう。
4:kindle出版代行サービス
kindle出版代行サービスは、最短4日で出版でき、表紙作成や文章校正などを無料でしてもらえるのが大きな魅力です。
また、出版に必要な情報や出版後にするべきことなどが書かれた、特設サイトへ無料でアクセスできるようになります。
その分、金額は49,800円とそれなりにしますが、「本格的に本で稼ぎたい!」という人は検討してみてはいかがでしょうか?
電子書籍出版代行を利用する際の注意点4つ
ここまで電子書籍出版代行のメリットとおすすめのサービスを紹介してきました。
しかし、電子書籍出版代行は便利な反面、注意しなくてはならないこともあります。
そこでここでは、電子書籍出版代行を利用する際の注意点として以下4つをご紹介します。
- 手数料
- 宣伝方法
- 文字制限
- 雑務作業
1つずつ順番に解説していきますので、どのような点に注意して電子書籍出版代行を選べば良いのかを事前に知っておきましょう。
1:手数料
出版代行を利用する際には、当たり前ですが、手数料がかかります。
業者によって手数料は違うため、同じサービスの提供でも安い所もあれば高い所もあります。
そのため、業者を選ぶ際には、予算と相談して決めるようにしましょう。
また、有料オプションを利用する際には、事前に値段や内容を調べておくようにしましょう。
2:宣伝方法
本の出版代行をする業者のなかには、宣伝をしてくれるところもあります。
しかし、宣伝方法はSNSに載せたり、ホームページに載せたりなど業者によって異なります。
アクセス数が多いのであれば問題はありませんが、大したアクセス数がないのにお金を払って宣伝をしてもらっても意味がありません。
そのため、「本当にこの業者に宣伝を任せて良いのか」を業者のSNSやホームページ・口コミをみて、事前に確認しておきましょう。
3:文字制限
業者によっては、文字制限がある場合もあります。
もし文字制限を超えてしまった場合には、追加料金を取られることもあるので気をつけましょう。
4:雑務作業
出版にかかわる作業には、さまざまな雑務があります。
例えば、著者登録や原稿のアップロード・出版するにあたって必要なコードの取得などです。
そういった雑務をどこまでしてくれるのかを、事前に確認しておくといいでしょう。
まとめ:電子書籍出版代行で自分の書いた本を出版しよう!
今回は、電子書籍出版代行を利用するメリットやおすすめ出版代行サービス・注意点を紹介しました。
最後にもう一度、おすすめの電子書籍出版代行サービス4社をおさらいしておきましょう。
- パブフル
- デンジョバ
- 電子書籍出版代行サービス
- kindle出版代行サービス
「自分で考えた本を出版したい!」という熱い思いがある方は、ぜひこの機会に電子書籍出版代行サービスを活用して、自分の書いた本を出版してみてはいかがでしょうか。